2020年03月15日

春のむくみケア

少しずつ暖かくなってきましたが

まだまだ寒い日もあり


気温もお天気も

そして私たちも

まだしばらくは

調整期間が続きそうです。


外出が制限される分

自分を見つめたり

整えたりしながら


今を大切に

生きていきたいものですね。


さて今日は

春に気になりやすいむくみと

そのケアについて

お話ししたいと思います。


むくみは

飲食物から摂取した水分が

上手く代謝されずに


体内で余分に溜まっている状態。


ドーシャの観点からは

水元素の停滞ということで


カパが増加しています。


これにより

身体が冷えたり

重くなったり

不活発になったりします。


むくみの原因は

冷えのほか

立ちっぱなしや座りっぱなしで

血液やリンパ液の流れが滞っている、


食べすぎ、飲みすぎ、便秘で

代謝が悪いなどが考えられます。


また顔のむくみは腎臓に

下半身のむくみは心臓に

関係すると言われます。


腎臓は血液の不純物をろ過し

心臓は血液循環させるポンプとして

働く臓器ですね。


私たちが塩分や糖分

アルコールを摂り過ぎると


それらの濃度を薄めるために

身体は水分を保持しようとします。


身体からすれば、むくむことで

腎臓や心臓の負担を

減らそうとしているわけです。


では、なぜ私たちは

甘いものや塩辛いも

アルコールを

過剰に欲しがってしまうのでしょう?


甘味は身体を緩める働きがあるため

頑張りすぎて休みたい時に

欲しくなる気持ちの表れ、


塩味は身体を引き締めることから

もっと頑張らなきゃという時に

摂りたくなる気持ちの表れです。


食べたい味からも

自分の状態に気づいて


無理しないよう

自分の選択を

調節していけるといいですね。


問題解決の基本は引き算。


つまり

原因を取り除くことから始めます。


良いことだけを10個するより

原因となる行動を

たった1個でもやめた方が

遥かに意味があったりします。


例えば・・・


塩分や糖分、アルコールを控える


運動不足、冷えを解消する


働き過ぎやストレスを緩和する


どれも消化や代謝を妨げますし

メタボの原因とも重なります


原因の引き算を始めたら

ご褒美となるプラスも取り入れてみましょう。


例えば・・・


絹の手袋で乾布摩擦(ガルシャナ)


   毛の流れに逆らってシャカシャカと

   手早く肌表面を撫でていきます。


  たっぷりのアミノ酸を含む絹は

  肌を滑らかな美肌へと整えてくれるでしょう。


   また、毛細血管の刺激により血流アップ。


  アビヤンガ前に行なうことで

  ハーブオイルが肌に吸収されやすくなり

   浄化が促進されます。


天然塩でのスクラブ


    手や身体をお湯で濡らして塩を塗り

  石鹸で洗いながら擦り込んでいきます。

   

   漬物と同じようにキュッと引き締まり

   浄化にもなります。


   傷がある時は沁みると痛いですから

  行なわないでくださいね。


湯船にゆっくり浸って入浴


   こちらも塩を入れれば

    より温まって発汗も促されます。


あずき茶を飲む


   奇しくも腎臓に似た形のあずきは

  腎臓に良く利尿作用に優れています。

 

   ◆ 昆布10x5cm2-3cm角に切ったもの

  

    ◆ あずき1カップ


   ◆ 水5カップ


    を火にかけて沸騰後弱火で40煮て

    漉します。


   1カップずつ日に2-3飲みます。


  他にも、プルーン、アボカド、パセリ

    夏はキュウリやスイカも

  利尿作用を良くする食べものです


白湯を少しずつ頻繁に飲む


根菜や温野菜を摂る


ストレッチ、ヨガ、ウォーキングなど


   自分がリラックスして楽しめるものを

    選ぶことが大切です


  第二の心臓とも言われる

  ふくらはぎのマッサージや

  青竹踏みも

  心臓のポンプ機能の助けになるでしょう。


  ふくらはぎは膝を立てて寝ころんで

  一方の膝の上に他方のふくらはぎを

  乗せて押し合うようにすれば

  楽に気持ちよくセルフ・マッサージできます。


   便秘対策にもかなり有効です。


    足裏では、かかとと土踏まずの境目辺りの

  土踏まず寄りのエリアが小腸の反射区に

  なりますので、こちらも拳などの関節で

  グイグイと押すと


  コロコロうん〇がつるんとバナナうん〇に

  なったと喜んでもらえています。


春のむくみ対策で冬場に溜まった水分を

スッキリ代謝させ


軽やかさや快適さを

自分にプレゼントできるといいですね


体操.jpg





アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
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2020年03月07日

何をするのか、しないのか、してはいけないのか


以前、カルマについて

書きましたが


今日は

行動・行為という意味での

カルマに絞って


話を進めていきたいと思います。


インドには


ガンジーが

行動指針としていたと言われる


『バガヴァッド・ギーター』


という物語があります。


主人公の若き勇士アルジュナが


暴政を行なう親族でもある一族から

王権を奪おうと

自らの軍を率いるも


闘いを目前に


良心の呵責から

迷いが生じて

おじけづき


闘いを放棄して

頭を丸めて

出家した方がいいかも〜と苦悶。


そこに

彼が乗る馬車の御者が

クリシュナ神(!)となって現れ


カルマについての対話が

進められていくといった内容です。


紀元前4世紀から

紀元4世紀の間に書かれたと

推測されていますが


時代を超えて今もなお

世界的に読まれている

この古典的叙事詩には


カルマ・ヨガ

(行為を通じて実践するヨガ)

のエッセンスが

ぎっしりと詰まっています。


本来、ヨガは

身体を柔らかくするとか

美しくなるとか

心身の健康や運動を目的として

行なうものではなく


エゴの意識や

自分が行為するという意識

行為の結果を楽しみたいという

意識を捨てて


自分がすべきことを

適切に行なうことで


生きることの苦しみや

輪廻転生から解脱し


至高の存在と調和して

ひとつになるためのもの。


自分とは何者か

自己探求や魂について

興味がある人にとって


深く読み解きたい内容かと

思います。


カルマ・ヨガの実践により

混乱したものの捉え方をする

感覚器官や心の働きが

浄化されていくと


社会生活を営みながらも

世俗の事物に束縛を

受けなくなると

言われています。


バガヴァッド・ギーターを

まだ読んだことのない人で

結論を知りたくない人は


この先はネタバレに

なり得えますので

ご注意くださいね。


さて、本題に戻って


輪廻転生から解放される

行為としてのカルマを

理解するには


次の3つを区別する

必要があります。


@ 定められた義務を

    行なう行為


  = カルマ


A 定められた義務を

    行わない無為


    = アカルマ


B 禁じられたことや

    義務でないことを

    行なう非行為


    = ヴィカルマ



義務は何によって

定められるかと言いますと


人生における時期と


現代には職業的立場

(物語では

カーストという身分制度)


によって。


3つを

立体的なマトリックスとして

組み合わせて見ていくことで


自分にとって


何が行為か


無為か


非行為かが


見えてくるでしょう。


人生における時期は

四住期(しじゅうき)と呼ばれ


一生が

4つの時期に

分けられます。


まずは学生期。


読んで字のごとく

勉学に励んで

生きる時期。


結婚・不正直・盗み・暴力が

禁じられています。


次に家住期。


学んで身に着けた技能を活かして働き

家庭を維持する時期。


その後が林住期。


後続を指導しなから

徐々に現役から退き


森で隠遁生活しながら

修行する時期。


最後は遊行期(ゆぎょうき)。


俗世の事物や財産など

執着をすべて捨て


遊行者となって巡礼する時期。


現代社会では

怒りや欲望から

離れられず


感覚器官が

興奮しすぎているために


現役から

退くことができない人が

多くなってしまっているのだとか。


いかに上手に

スローダウンしていけるかも

これからの社会では

課題となりますね。


職業の観点から見ると


受けた教育や訓練、経験を

活かして

誠実に働くことが


カルマ = 行為。


身につけた特定の技能を

活かす仕事をしなければ


アカルマ = 無為。


※ アは後の語を否定する接頭語

    阿修羅とか色々ありますね。


訓練も受けず

経験もない職業につくのは


ヴィカルマ = 非行。


さらに

行為の中に無為を見

無為の中に無為を見る

といった視点を持って


自分の行為を見つめ


注意深く

選択できるようになることで


よりヨガに

熟達していけるのだとか。


例えば

昨今の状況では


買い占めに走らないことは

行為をしないという

無為でありながら


自制する行為を

実践している行為になると

いった感じでしょうか。


さすがインド。


ゼロを無いものとして

認識しないのではなく


無が有ると認識して

ゼロを発見した背景を

感じます。


そして

行為の中の無為とは

マンネリでやってることとか

心ここに在らずな行動ですね。


本当にやっていることには

ならん!と。


行為・無為・非行為。


行為・行動という意味での

カルマを考える

機会にしていただけたなら

幸いです。


それでは今日はこの辺で。


水泡.jpg






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2020年02月29日

ぐっすり眠って気持ちよく目覚めるために

コロナ・ウィルスの影響で

免疫力アップが叫ばれていますね。


強いストレスに

さらされる状況にあっても


メンタルも身体も

強いなと感心させられる人に

共通しているのは


眠る力。


どんな状況でも

深く眠れる人は

最強です。


私は今でこそ

メンタルも身体も

それほど弱くはありませんが


まだまだ強いと

言えるほどでもありません。


今日は

そんな私が最近

ぐっすりと深く眠れるだけでなく


あまりにも気持ちよく

目覚められるようになった

眠る前の習慣について

お話します。


一日一日のリセットによる

心身の安定と

健康の感覚を


自分自身の体感として

実感するヒントにして

いただければと思います。


入眠前に行なっているのは

『慈悲の瞑想』


まず自分が幸せであるように


苦しみがなくなるように


そして

気づき(智慧・悟り)を

得られるようにと


言葉で唱えたり

イメージしたります。


次に

自分と繋がりのある人に関しても

同様に


最後に

生きとし生けるものに対しても

同様に行ないます。


もともとは

仏教で伝えられている

瞑想技法のひとつで


心の中で唱える

具体的な日本語の言葉は


検索してみると

色々な訳文や音声もあります。


私が学んだ原始仏教からの言葉は

ここではお伝えできないのですが


「願い事が叶えられますように」

という文章はありません。


執着を生まないためかなぁと

思っています。


ふだんは

起床後に瞑想の時間を

作っているのですが


こんな状況だからと

思い立って


眠る前に

慈悲の言葉を

心の中で唱えて

イメージしてみたところ


眠りの質も

目覚めの質も

格段に違うことに驚きました。


「情けは人のためならず」

という言葉がありますが


慈悲も同じ。


眠っている間に

巡りめぐって

自分に戻ってくるのでは

という気がしています。


睡眠は

日常でとめどなく起こる思考を

中断させて


いったん忘れることに

繋がるため


もっとも手軽に

強力に

心身をリセットしてくれる

行為となるのでしょう。


睡眠中は

意識がどこかに行って

学びを得ているといった説も

ありますが


目覚めた時に

前日とはまったく異なる発想が

浮かんだり


別人として

生まれ変わったような

フレッシュな感覚を

得られたりすることも

実際にあるものです。


まさに深い眠りを

経た後の

気持ちよい目覚めは


真新しい一日に

相応しい始まりと

なるのではないでしょうか。


また睡眠時間が取れない時や

どうしても眠れない時は


ヨガで

屍(しかばね)のポーズとも

呼ばれる


『シャバアーサナ』


を行なうこともお薦めです。


大の字になって寝転がって


眠らず

動かず

考えず


呼吸だけに意識を向け


魂の抜け殻と化した

空っぽの体に

なりきってみるのです。


15分のシャバアーサナは


5時間の睡眠に

匹敵するほどの


心身の回復が得られると

言われています。


自分の外側で

起きている現象は


表層的なもの。


変化し

いずれ過ぎ去っていくものに

揺さぶられることなく


しっかりと

自分の中心に定まって


淡々と乗り越えていきましょう♪


コアラ.jpg





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