久しぶりに健康関連の本を読みました。
自粛生活ですっかり緩んだ身と心を
引き締めるのにピッタリの一冊
『50歳を過ぎても
体脂肪10%の名医が教える
内臓脂肪を落とす最強メソッド』。
内臓脂肪…一番わかりやすいのは
ポッコリお腹ですね。
本では冒頭から「お腹ぽっこり体形」は
人生を半分捨てている、なんて
衝撃的な見出しも書かれています(^_^;)
いわゆるリンゴ型肥満をつくる
内臓脂肪は男性につきやすく
洋ナシ型肥満をつくる皮下脂肪は
女性につきやすいものの、
女性も特に閉経後のホルモン
バランスの変化により
内臓脂肪がつきやすくなっていくのだとか。
内臓脂肪は皮下脂肪よりも
落としやすいのは幸いですが、
それでも内臓脂肪が増えると
高血糖・糖尿病
高血圧
動脈硬化
がん
認知症
肩こり・腰痛
さらなる食欲
便秘・頻尿
加齢臭
死亡リスクが上がるのだそうです。
並んだのを見ただけで
恐ろしいですね。
ただ、内臓脂肪と各症状の因果関係や
メカニズムも簡単に分かりやすく
まとめられていますから
モチベーションを上げるための
適度な「ムチ」として
理解するのも大事と感じました。
そして、通常の肥満よりも危険なのは
見た目には太っていない
サルコペニア肥満。
かつて私自身が体脂肪率30%前後で
この隠れ肥満だったのです。。。
このタイプは筋肉量が少なく
将来的に歩けなくなる、
いわゆるロコモ
(ロコモーティブ・シンドローム)や
生活習慣病になるリスクが
より高くなるのだそうです。
そして、対策の2大エッセンスは
やはり言うまでもなく
『食事』と『運動』。
本には無理なく簡単に日常生活に
取り入れられそうな対策がたくさん
紹介されています。
私自身もいくつか実践してみて
すでに少し変化を感じているところです。
個人的に意識したいなと思ったのは
食事面では血糖値の急な上昇
そして下降を抑える食べ方です。
つまり、空腹時や食事の最初に
血糖を急に上げるような糖分の摂り方を
しないように気をつけること。
そうすれば、急に血糖が下がって
パワーダウンしたり
機嫌が悪くなったりせずに済みます。
ストレス過多で生き急いでいた頃は
私もいつの間にか無意識に
血糖値を急上昇させる食べ方を
していたことを思い出します。
そして、運動面では
スロー・スクワットとクランプを取り入れて
深層筋を強化!
これまでも普通のスクワットは
行なっていましたが
動きをスローにしただけで
脚の筋力がついてくるのが分かります。
そして、嬉しいことに何と
気になっていたヒザ周りのポッコリお肉も
スッキリしてきました♪
もうひとつの体幹を鍛えるクランプでは
背が伸びて姿勢が良くなったような
シャッキリ感が出てきています。
見た目にも分かるムキムキな表層筋を
つけなくても
深層筋をしっかり育てれば
身体はとても軽く爽快になり
力強く気持ちよく生きられます。
10代、20代のうちに楽しみながら
身体を鍛えておけていれば…と
今さらながら思うこともありますが、
筋肉は60代、70代になってからでも
つけられると言われていますから、
遅すぎるということはないのですね。
何より自分で実践して得た手応えは
喜びや自己信頼にも繋がっていきます。
内臓脂肪が気になる人も
そうでない人も
身も心もシュッと健康的に過ごせるよう
アーユルヴェーダの心身浄化療法と併せて
こちらの本を活用していただければ
最強かなと思います。