2019年04月17日

不調こそ変容のチャンス

アーユルシンフォニーでは
アーユルヴェーダの浄化療法を
始める前に
体質・性質を知るための
ドーシャ・チェックを行います。

これをベースにドーシャのお話を
させていただくと
自分自身を客観的に見て
整理できることから
自然とさまざまな気づきも
出てくるようです。

このドーシャ・チェック表では
2種類のドーシャ・バランスを
見ていきます。

前半はプラクリティ―と呼ばれる
生まれながらのドーシャ・バランス。

ヴァータ:ピッタ:カパの
3種類の比率から
元々どのドーシャが優勢なのかを
見ていきます。

例えば3:1:2なら
ヴァータ・タイプ
もしくは
ヴァータ・カパ・タイプ。

この本来のドーシャは
受精の瞬間に決まると言われています。

両親からの遺伝、生まれた時刻や
季節や場所などによって定まり
一生涯変わることはありません。

この比率がその人にとっての本質。

最も健康で自分らしい幸せを
感じられる状態なのです。

そして、チェック表の後半は
ヴィクリティーと呼ばれる
現在のドーシャ・バランス。

こちらは時々刻々と
変化していくものです。

季節や年齢の他
一日のうちの時間帯によっても
異なるドーシャの影響を受けますし

家族構成やお仕事などの生活状況や
健康状態によっても
変化していきます。

現時点で本来のドーシャ比率
(例では3:1:2)が
維持されていれば

自分らしい幸せや健康状態が
感じられます。

ところが、比率が崩れて
例えば1:5:2となれば

調子が悪くなったり
自分らしくない状態だったり
何が自分にとって幸せな状態か
良く分からなかったりします

この崩れてしまった
現在のドーシャ・バランスを
本来のドーシャの比率に戻すため

言い換えれば
増えたドーシャを減らすための
ハーブオイルを使って

本来のドーシャ・バランスに
戻していくのが
アーユルヴェーダの
浄化療法なのです。

過剰に増えたドーシャを
浄化療法により取り除いていくと
本来の自分自身が少しずつ
顕わになっていきます。

玉ねぎの皮をむくように。

具体的にいつ、どのように
ドーシャを増やすような出来事が
あったのかを

顕在意識へと浮上させられるほど

あるいは言葉にできるほど

着実に過剰なドーシャを
心身両面から洗い流して
本来の軽やかな自分を
取り戻していくことができます。

本来の比率と現在の比率が
変わってしまった人ほど
これまでの人生で困難を
経験してきたことも予想されますが

それも、いわば『伸びしろ』。

まだ見ぬ本来の自分の可能性です。

それは恐らく育った環境や
世間の常識、人目といったものにより
抑圧されてきた結果であろうと
考えられます。

社会の一員として軋轢を生まずに
生きていくためには
必要な時期もあったと言えますが

過ぎたるは及ばざるがごとし

バランスを取り戻しす時なのです

大きな不満はなくとも
いわば仮面をかぶった
自分自身のまま
社会である程度の評価を得るのでは
価値を見出せなくなるのです。

かつて自分自身が本当に望んでいた
真の自分らしさを実現する段階に
入ったということ。

これは人の健全かつ順調な
成長プロセスと言えます。

ここで目指すのは
自分らしさを発揮しながら

身近な周囲や社会と調和して

自分と周りの双方を輝かせる歓びに
満ちた状態。

ここで少しヨガのお話をしますと
人の魂は5つの鞘(さや)に
覆われていると説く
人間五蔵説という概念があり

5つめの鞘である心は
「歓喜鞘」と呼ばれるのですが

それは
5つの鞘が調和状態にあれば
魂の輝きが放たれ

どんな状況に置かれていても
心は歓びで満たされている
という理由からです。

私たちの内側には
自分の外側で起こることに
影響されない真の歓びが
心臓の奥深く宿っている、
そういう風に人はできているのだと

その5つの鞘を調和状態に導くために
5つの鞘
=肉体・感覚運動器官・感情・理性・心
を浄化して

真の歓びに到達することが
アーユルシンフォニーでの
アーユルヴェーダの浄化療法が
究極的に目指すところなのです。

無地カラフル卵.jpg
2019年のイースター(復活祭)は4月21日。
卵は『復活』の象徴です。





アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
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2019年04月13日

健康寿命を延ばす

突然ですが

人の体はいったい何年

生きられるようにできているか

聞いたことはありますか?


アーユルヴェーダでは

120年と言われています。


人生50年と言われた時代もあり

ヒマラヤでは200年、300年、、、

生きているヨガ行者もいる

といった話もありますが


人の体は

心臓の拍動の観点から

120年もつ構造にできているそうです。


しかし、現代社会を生きる私たちは

医療の進歩から

ただ単に長生きすることよりも

健康でないと長生きしても…と

健康寿命を考えるようになりました。


今日は健康寿命に役立つよう

加齢に応じて増えるドーシャについて

お話したいと思います。


※「ドーシャって何?」という方は

先に「季節の対策」

お読みいただくことをお薦めします。


まず、この世に生まれてから

いわゆる成長期と言われる頃まで

主にカパ(地+水)が増えていきます。


体は自分が口にした食べ物でできており

その食べ物から地元素や水元素を

吸収・結合して


目に見える物質としての肉体が

成長していきます。


生命にとっての滋養は食べ物だけでなく

愛情もカパを養う大切な要素となります。


この時期に養われたものが

次のステージの土台になります。


心臓の観点から

人の寿命は120年と言いましたが

心臓=ハート=心を

大切に養うことが健康寿命にも

大きく影響するのではないでしょうか。


そして、身体的成長が減速するのと

入れ替えに


今度はピッタ(火+水)が

増えていきます。


基本的なものの吸収から

変換・応用していく時期です。


知性が発達し

生産的・社会的活動に

従事していきます。


カパが発達する子供時代に

励ましや愛情を十分に受けて

ハートが養われていると


大人になって自立してからも

自分自身や周りも

勇気づけることができ


個人的にも社会的にも

自分の歩む道を切り開いて

真の成長を

遂げていくことができるでしょう。


そして、最後の老年期には

ヴァータ(風+空)が

増えていきます。


カパ(地+水)

ピッタ(火+水)

ヴァータ(風+空)

と変遷していくのを

見ても分かるように


固体としての肉体は

水分や熱が失われて枯れていく


つまり自然の一部に

帰っていくための

準備段階となります。


少し寂しい感じもしますが

それと引き換えに

共感性や霊性が

豊かに養われていきます。


私たちが大いなるものの

一部であることを理解する

感性を養っていけたなら


執着を手放して肉体を脱ぐ準備を

スムーズに整えていくことが

できるでしょう。


このように、私たちは年齢に応じても

増えるドーシャが変化していきます。


この変化のプロセスを想像することで

私たちが健やかに生きることを

選ぶための大切な観点が

見えてくるのではないでしょうか。


物事が始まって

続いて

終わる中で


どのような点に着目するか


これから何か新しいことを

始めるサイクルにも

応用できるかなと思います。


好奇心いっぱいに愛情深く

基礎をたっぷり吸収して


情熱をもって発展させて

周りにも貢献し


そして、学び終えた時には

潔く次世代へ引き継いで手放し

次のステージへと向かう。


目に見えるもの

見えないものの両方を

大切に育んで行けば

きっと最大限に健やかに

その果実を享受することが

できそうです。


新芽.jpg





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2019年04月06日

カルマは恐い?

『カルマ』

インドで古代より使われている

サンスクリットの言葉です。


業(ごう)とか輪廻とも訳され、

何だか恐いイメージもありますが、


シンプルに

「原因」

「結果」

「行為」のこと。


日本語でも英語でも

「原因」と「結果」は

別々の単語として区別されますが、


インドの言葉では同じなんですね。


そんなところにも

インドの奥深さが

感じられます。


なぜ同じなのでしょうか?


原因という目に見えないものが

目に見える形となったのが

結果だから。


種として眠った状態で

可能性を宿しているのが

原因。


それに何らかの刺激など

働きかけがあって

芽が出て

葉を広げ

花を咲かせて

実を結んで…

と一連の変化のプロセスがあり


私たちに何らかのインパクトを

与える状態になった時に

結果と呼んでいるわけですね。


原因には結果が含まれ

結果には原因が含まれるので


「本質は一緒」ってこと。


私たちはどうしても

目に見えて分かりやすいもの

=結果に

とらわれてしまいがちですが


目に見えない原因

例えば心や思考、感情、感覚と

いったものにも

ちゃんと意識を向けていくと

カルマという因果関係が紐解けて

スムーズに

物事を運べるようになってきます。


この因果関係が1対1で

シンプルに完結できれば

良いのですが


鶏が先か卵が先かといったように

どっちが原因でどっちが結果か

分からないグルグル状態になると

輪廻とか業になります。


これには、もうひとつ別の意味である

「行為」が大いに絡んできます。


「原因」から生み出された「結果」

その「結果」を今度は「原因」にして

そして新たな「結果」へと

進化させていく要因に

「行為」はなり得るわけです。


だからこそ、このたった一語の

カルマという言葉には

「どんな行為をするにも注意しなさいね」

といった教えが

含まれているような気もします。


「サンスクリット」という言語名自体が

「神の言葉」という意味なのも納得です。


音的にはセイント・スクリプト

=聖なる神のシナリオとも取れます。


話が少しそれましたが

「行為」は原因のすべてではないけれど

原因の一部になり得るもの。


原因の中でも

私たち自身が自分で

コントロールできる種類の原因

という点では


カルマは恐さより

むしろ希望にもなるのでは

ないでしょうか。


自分の思考や行為を変えることが

生み出す結果を変えるなら

試してみる価値がある


そんな小さな一歩を

自分で選択していく人生こそが

慌ただしく移りゆく時代を

自分らしく

しっかりと歩んでいくカギに

なるのではないかなぁと思います。


こうした原因と結果を

双方向から

俯瞰できるようになれば

本質的な気づきや学びも

得やすくなるでしょう。


ひとりで内観する時間を持てれば

素晴らしいこと


そして、時には誰かとシェアすれば


より客観的になれ

学びや気づきが相乗的になり

加速するのも事実です。


アーユルシンフォニーでは

何気ない日常の出来事から

生涯の大事件と言える出来事まで

おしゃべりする中で

思考や感情をスッキリと整理しながら

気づきや変容が起きるような

時間や空間を提供しています


桜.jpg






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