2019年08月15日

お盆、先祖、祈り

お盆ですね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ご先祖のお墓参りをするほか
迎え火や送り火を炊いたりするなど
地方によって
さまざまな風習があるようですね。

私が生まれ育った土地には
お盆のための特別な風習は
ありませんでしたが、

家庭では小さい頃に
父が病気がちだったこともあり、
日常の中で祈ることが
習慣づけられていました。

神棚と仏壇の両方がある
ごく一般的な家庭でしたが、

毎晩、寝る前には

「神さま、仏さま、ご先祖さま、
今日も一日ありがとうございました。
明日もどうぞよろしくお願いします」

と心の中でつぶやいてから
眠りに就いたものです。

大人になると、
いつの間にか
毎晩の習慣ではなくなり
頻度も減っていきました。

それでもさまざまなことを
経験しながら、

身近に亡くなる人が
増えるに連れ、

亡くなってからの方が
身近に感じる人もいることを
知るようにもなりました。

「自分は守られている」と
目に見えない「加護」を
自然に感じるようになり、

毎日の祈る習慣も
復活していきました。

感謝や祈りは
心の安定や安心、
目に見えないものに対する信頼が
自然に育っていく
行為だと思います。

さて、あなたにとって
亡くなったご家族、祖父母さま、
ご先祖さまは
どのような存在でしょうか。

こうした人たちを
実際にとても身近に
そして個人的に
サポートしてくれている存在と
感じている人は

話を聞いてみると
意外に多いです。

人類の歴史をさかのぼれば
氷河期や飢饉、戦争、病から
個人的な苦難・災難まで

私たちが想像し尽くせない
過酷な時代や状況を
生き抜いたご先祖さまたち。

何世代にもわたって
紡がれた命を見守る存在。

私たちが
ご先祖の生きた時代や状況について
理解を深め、思いを馳せて
意識を繋げていくことは

私たちの根っこに
繋がっていくこと。

それは、光の側面として
私たちに力強さや安心感
安定を与え、
私たちを支えてくれます。

グラウンディング感覚
(=地に足がついた
実質的・物質的安定感)を
養ってくれる一部にもなります。

しかし、重さや息苦しさを
感じる部分があっても
不思議ではありません。

魂が生き抜いてきた
闇の側面があったことは
否定できない事実なのですから。

光と闇に関して
インドの聖人が言った
印象的な言葉があります。

『そこに闇があるのではない
光がないだけだ』

ご先祖が生きた闇は過去であり
今を生きる私たちは
そこに光をもたらすことが
できる存在です。

特にこの週末にかけては
集合無意識的に抱えてきたものが

個人の感情として
浮上しやすくなるようですので、

内面に起こる変化を
注意して見てきたいものです。

そして、本来、自分のものではない
浮上してきた何かを
「手放したい」
「癒したい」
「変化させたい」時には

アーユルヴェーダの浄化療法で
心身そして魂をスッキリさせることを
選択肢としてご検討ください。

それでは台風の影響がある地域の方は
安全に過ごされますように。
素敵な週末をお過ごしください。

オリオン座.jpg





アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp

※ お盆も平常どおり営業しております。
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2019年08月09日

命を養う3つの交流

今週末から夏休みが
始まる人も多いと思います。

毎日うんざりするほどの
暑さではありますが、

非日常を味わいながら

生命力をしっかり養って
リフレッシュする時間に
できれば良いですね。

私は思い立って
ひと足先に夏休みを取り
帰省してきました。

日常に戻って気づいたのは
自然と養われていた生命力。

振り返ると、
それは3つの交流を
通してでした。

1つめは『自然との交流』。

私は生まれも育ちも
三重県です。

海からは遠いですが、
山も川も田んぼも
割とすぐそばにあります。

空も広いです。

夜中に寝苦しくて目が覚めると
遠くでカエルの大合唱が
聞こえるようなところです。

今回は生まれて初めて
フクロウの鳴き声も
聞きました。

笛を吹くような鳴き声が
あまりにも大きくて

寝ている人を
起こすんじゃないかと
心配になるほどでした。

子供の頃にも
きっと鳴いていたのでしょうけれど…。

寝苦しいほどの暑さも
ふっとやわらぎ
空気が涼しくなる瞬間が
やってきます。

命が養われるのを
感じられる瞬間です。

夜が明ける少し前には
カエルに代わって
ヒグラシやセミなどの虫が、
それから、鳥が鳴き始めます。

何日か経つと
目をつむっていても
耳や皮膚から時間の感覚を
掴めるようになってきました。

ちなみに田舎なので
寝る前に
窓どころか網戸どころか
カーテンさえも開けっ放し。

こういうのって
贅沢だなぁと思います。

日曜には
従妹が山あいに近い
丸太づくりのカフェに
連れて行ってくれました。

日陰のテラス席には
心地良い風が吹いていたので、
迷わず外の席を選びました。

すぐ近くに高い木が茂り
目に入る緑の色も深く
心が落ち着きます。

緑を撫でながら
そよいできた風には
森林の癒し成分である
フィトンチッドも
間違いなく含まれていると
思います。

時折り
野鳥の声がエコーをかけたように
響き渡りました。

命は自然の中で
特に何をするわけでもなく
自然に受け取るうちに
養われていきます。

そして、2つめは
『人との交流』。

家族や友だちと
いわゆる旧交を温めながら
非日常を共有していくことで
自然と元気になっていきます。

気心の知れた関係が
ベースにあり

相手を通して
相手を鏡に

日常の自分を
客観的に振り返ったり
自分のエッセンスが
浮き彫りになったり。

人間的成長のための
貴重なスパイスにもなります。

また、電話やメールでは
分からないことでも
顔を見て伝わってくることもあり、

思いやりもより深く育ちます。

そして、最後は
『自分自身との交流』。

自分との対話と言うのが
適切ですが。

以前にもアーユルヴェーダでは
消化が健康やエネルギー状態を
左右する要になるといったことを
書きましたが、

休暇中のリラックスモードで
自然や人との関わりから
感じたことに関して
自分の内側で
自分自身と対話する時間を
持つことは

経験を栄養にし
生きる価値を創造することにも
つながる大切なこと。

何をどう見て
受け取り、受け入れるのか
自分らしさという
感性のフィルターを
見つめることにもなります。

自分は何者か
どんな特性をもつのか
どのような自分であることを
望んでいるのか
望んでいないのか

明確になればなるほど
望む未来を
創造できるようにもなります。

私自身は今回の休暇を通して
命が養われたこと、
そしてこの暑さをきっかけに

改めて、
母なる地球に思いを
巡らせています。

この暑さは
間違いなく人災。

今の自分に何ができるのか、
どう生きていきたいのかを
改めて自分自身に問う
機会になっています。

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アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
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2019年07月28日

季節の対策〜夏はピッタ〜

少し長めの梅雨が明け

今年も夏がやって来ました。


梅雨が明けたら

まっ先にやりたいことは

エアコンのカビ菌除去。


「暖房」「30度」

タイマーを「60分」後

「切」にセット。


さすがに暑いですから

その間は

その部屋を閉め切るか

出かけします。


あとは中の網を洗っていれば

クリーニング・サービスは不要と


家電修理のオジサンが

何年も前に教えてくれました。



そして、アーユルヴェーダで


夏と言えば


「ピっと」火がつく

(覚えるためのダジャレです)

ピッタ(火+水)

=熱のエネルギーの季節です。


体内から油分が奪われ、

体を最も乾燥させる季節として

認識されています。


汗をかく季節だけに

見落としがちになりますが、


実は冬よりも夏の方が

乾燥の度合いは強いのです。


『北風と太陽』の話と同様、

一年の内の乾燥の観点からも


太陽=火/熱に

軍配が上がるのですね。


つまり、

ヴァータ=「風」の多い

木枯らしの吹く寒い冬よりも


ピッタ=「火」の強い

灼熱の太陽が照りつける夏の方が


私たちの油分・水分を

より強力に奪うということ。


油は火を燃やす燃料にもなり

消費されていくのでしょう。


さらに

太陽の熱はそれだけで

私たちの体力・抵抗力・消化力をも

消耗させます。


クレオパトラを始め

古代エジプト人たちが

体に香油を塗っていたのも

乾燥対策、美肌維持、

体力・抵抗力温存など

いろいろな効果を狙っての

ことだったのでしょう。


ピッタが増えすぎた時、


身体的に現れる症状は


皮膚の炎症、食欲低下

口臭・体臭、胸やけ、

ゲップ、目の充血、

不眠、灼熱感。


精神的には

理屈っぽい、怒りっぽい、

批判的、自己中心的

になります。


火/熱のエネルギーは

内側にこもり

そして、下から上へと移動し

外側へと発散されていくことが

想像できますね。


身体的・精神的に

現れた特徴から

ピッタが増えすぎたサインを捉え、


気づいたら、

バランスさせる行動を

取っていけば

良いわけです。


キーワードは『クールダウン』。


自然環境において

一年のうち

夏にピッタが

最も増えるわけですが、


一日の時間帯では

午前も午後も10時から2時が

ピッタの増える時間です。


特に昼間のピッタ・タイムの

日差しは

できるだけ避けたいものです。


外出時は日傘や帽子で

日よけしましょう。


激しい運動は控えめに。


体を動かすにも

涼をとることを意識すると

良いでしょう。


例えば、水泳したり

森や山など緑の中を歩いたり。


夜には星空を眺めたり

夜風に吹かれたりするのも

クールダウンに役立ちます。


特に月光浴は

ピッタを鎮静し

女性性をアップさせるので

お薦めです。


夏は日も長く

ついつい夜更かししたくなりますが、


夜のピッタ・タイム10-2時に

起きていれば


頭や目への血流が増え

ピッタ増につながります。


早寝早起きし、

気持ちよく朝型習慣へと

移行するのは

朝の涼しさ・明るさ・心地良さを

味わえる夏が最適です。


またアーユルヴェーダは

夏に最適な果物として

ブドウ、モモ、イチジクを

挙げています。


どれも甘いのが特徴です。


甘味は身も心も緩ませます。


アーユルヴェーダでは

味を6種類認識しています。


「甘」「酸」「塩」「辛」「苦」「渋」


基本は6味すべてを

摂ることですが


季節や個々の体質を考慮して

バランスを取るよう

調節していきます。


ですので、夏の基本は

ピッタを増やさないよう

塩味・辛味を控えめにします。


お酒もピッタを増やします。


カパの人には

百薬の長にもなりますが


ヴァータやピッタの人は

飲酒によりバランスを

乱しやすいです。


お酒を飲む時、

特に夏は注意して

アルコール度数の低いものを選び


「ほろ酔い」を適量の目安に

楽しむにとどめるのが賢明です。


アーユルヴェーダの浄化療法で

特に夏にお薦めなのは


額に温かなハーブ入り「ミルク」を

垂らすクシーラダーラ。


ハーブ入り「オイル」を垂らす

シロダーラとは異なる心地良さで

目や脳、思考を

クールダウンさせながらの

頭部浄化となります。


クシーラダーラは準備の都合上

間近のご予約はお受けできません。

10日ほど前を目安に

ご連絡いただければ助かります。


体は生きているだけで

十分にがんばっていると

言える夏。


自分自身にお休みをあげることが

自然の理にかなっていると

言える季節。


ふだんよりもたっぷり

そしてのんびりと

自然や周りの人の笑い声に

触れながら


涼やかな夏を過ごされますように。



北極.jpg





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※ 誠に勝手ながら、8/1(木)-8/6(火)まで夏休みを
    いただきます。お盆は平常どおり、営業したいます。
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posted by アーユルシンフォニー at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記