2020年07月23日

ストレスを溜めにくい人

今年の梅雨は長引きそうですが、

元気にお過ごしでしょうか?



さて、さっそく今日の本題に・・・。


過度なストレスに耐え続けることは

心にも体にも害が及びますが


適度なストレスは

私たちの成長にむしろ必要と

言われています。


ストレスと上手につき合いながら

成長や進化の糧にできるよう、


ストレスを溜めにくい人が持つ

5つの特徴について

お話していきたいと思います。


1)    自分に向き合うゆとりをもつ


私たちは競争や大量消費を

当たり前とする社会を生きてきた結果


スケジュール帳を予定でいっぱいにしたり


限られた時間にあれもこれもと

多くの物事を詰め込んだりしないと


何だか人生が充実していない気がする

といった生き方をしてきました。


また、決められてもいないデッドラインを

自分に課して、それに追われてキリキリしたり


何でも速くできるのが良いと考えて

せっかちになったり焦ったり。


すると、じっくり取り組んだり

ゆっくり機が熟すのを待ったりすることが

苦手になったりもするものです。


ストレスを溜めにくい人は

自分と向き合う時間や空間を確保して


物事をじっくりと考えたり

アイデアを巡らせたりして

あれこれと試してみることを楽しみます。


人生には時間がたっぷりあると

考えているのです。


2)   量よりクオリティー、

そのあり方を大切にする


お金や成績など、私たちの周りには

数字で評価することで溢れています。


結果や目標として分かりやすいものが

好まれるからですね。


ですが、裏を返せば、そういったことを

達成できなければ


そこに至る行動やプロセスを容易に

否定する材料にもなります。


ストレスを溜めにくい人は

量よりも質、クオリティー重視です。


ひとつの物差しではなく、

多種多様に変幻自在に

あり方を工夫していきますから


成長にも終わりがありません。


3)   あるがままの自分にOKを出す


技術の進歩を極めようとする現代社会で

私たちは周りから自分がどう見えるか

どう見せるかを気にして


多くのエネルギーを費やす余りに

自分を見失う落とし穴に

気づかないケースが増えています。


私たちの心は繊細で影響を受けやすいため

自分を守ろうとするからこそ


自分も他人もジャッジして

内面の不安を隠して

表面を取り繕おうとするのです。


ストレスを溜めにくい人は

今あるがままの自分を良しとして

どんな自分も認めます。


自分に対する受容性が高くなると

周囲に対しても受容性が高まって

軋轢を生まないため、


あるがままで良しとする平和が

その人を中心に拡がっていくのです。


4)   マイペースである


競争心や虚栄心といったものが強いと

比較の対象となる人や周囲の状況によって

自分のペースを変化させることでしょう。


『ウサギとカメ』の物語で言えば

ウサギさんタイプですね。


ストレスを溜めにくい人は

自分に心地よいペースを大事にし


無理せず、一歩一歩着実に

歩んでいくことができます。


マイペースを選ぶことは

自分の努力の度合いに納得しての

判断ですから


後からついてくる結果の良し悪しに

捉われることもありません。


また、結果に捉われることは

それが良い結果でも悪い結果でも

引きずれば執着を生み出すもの。


今をマイペースに生きることに

注力すればシンプルに生きられます。


シンプルは最強です。


5)   ユーモアがある


何かを深刻に捉えるのは

完璧を求めすぎる結果とも言えます。


ストレス過多に陥ると

深刻さは隠れた攻撃性や敵意を生み

怒りとなって表れることもあるでしょう。


ストレスを溜めにくい人は

物事を大らかに見て笑い飛ばせる

ユーモアを持ち合わせています。


細かいことに目くじらを立てず

大目に見てウィット溢れる解決策を

提案できるでしょう。


以上、ストレスを溜めにくい人の

5つの特徴でした。


ストレスは完全に避けられるものでは

ありません。


ストレスを溜めにくい人の特徴を参考に

上手にストレスを活かしながら

成長へと繋げていけたらいいですね。


カタツムリ.jpg





アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
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2020年07月15日

お腹ポッコリしてませんか?

久しぶりに健康関連の本を読みました。


自粛生活ですっかり緩んだ身と心を

引き締めるのにピッタリの一冊


『50歳を過ぎても

体脂肪10%の名医が教える

内臓脂肪を落とす最強メソッド』。



内臓脂肪…一番わかりやすいのは

ポッコリお腹ですね。


本では冒頭から「お腹ぽっこり体形」は

人生を半分捨てている、なんて

衝撃的な見出しも書かれています(^_^;)



いわゆるリンゴ型肥満をつくる

内臓脂肪は男性につきやすく


洋ナシ型肥満をつくる皮下脂肪は

女性につきやすいものの、


女性も特に閉経後のホルモン

バランスの変化により

内臓脂肪がつきやすくなっていくのだとか。


内臓脂肪は皮下脂肪よりも

落としやすいのは幸いですが、


それでも内臓脂肪が増えると


高血糖糖尿病

高血圧

動脈硬化

がん

認知症

肩こり・腰痛

さらなる食欲

便秘・頻尿

加齢臭

死亡リスクが上がるのだそうです。


並んだのを見ただけで

恐ろしいですね。


ただ、内臓脂肪と各症状の因果関係や

メカニズムも簡単に分かりやすく

まとめられていますから


モチベーションを上げるための

適度な「ムチ」として

理解するのも大事と感じました。


そして、通常の肥満よりも危険なのは

見た目には太っていない

サルコペニア肥満。


かつて私自身が体脂肪率30%前後で

この隠れ肥満だったのです。。。


このタイプは筋肉量が少なく


将来的に歩けなくなる

いわゆるロコモ

(ロコモーティブ・シンドローム)や


生活習慣病になるリスクが

より高くなるのだそうです。




そして、対策の2大エッセンスは

やはり言うまでもなく


『食事』と『運動』。


本には無理なく簡単に日常生活に

取り入れられそうな対策がたくさん

紹介されています。


私自身もいくつか実践してみて

すでに少し変化を感じているところです。




個人的に意識したいなと思ったのは


食事面では血糖値の急な上昇

そして下降を抑える食べ方です。


つまり、空腹時や食事の最初に

血糖を急に上げるような糖分の摂り方を

しないように気をつけること。


そうすれば、急に血糖が下がって

パワーダウンしたり

機嫌が悪くなったりせずに済みます。


ストレス過多で生き急いでいた頃は

私もいつの間にか無意識に

血糖値を急上昇させる食べ方を

していたことを思い出します。




そして、運動面では

スロー・スクワットとクランプを取り入れて

深層筋を強化!


これまでも普通のスクワットは

行なっていましたが


動きをスローにしただけで

脚の筋力がついてくるのが分かります。


そして、嬉しいことに何と

気になっていたヒザ周りのポッコリお肉も

スッキリしてきました♪


もうひとつの体幹を鍛えるクランプでは

背が伸びて姿勢が良くなったような

シャッキリ感が出てきています。


見た目にも分かるムキムキな表層筋を

つけなくても


深層筋をしっかり育てれば


身体はとても軽く爽快になり

力強く気持ちよく生きられます。


10代、20代のうちに楽しみながら

身体を鍛えておけていれば…と

今さらながら思うこともありますが、


筋肉は60代、70代になってからでも

つけられると言われていますから、


遅すぎるということはないのですね。


何より自分で実践して得た手応えは

喜びや自己信頼にも繋がっていきます。




内臓脂肪が気になる人も

そうでない人も


身も心もシュッと健康的に過ごせるよう


アーユルヴェーダの心身浄化療法と併せて

こちらの本を活用していただければ

最強かなと思います。


まっすぐな木.jpg






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2020年07月07日

260日周期のマヤ暦

昨日は満月、今日は七夕ですね。


こちら横浜では残念ながら

月も天の川も見えませんが


やわらかな風が吹く

とても静かな夜です。


大雨による被災地域の方たちが

無事に救助されることを祈ります。


さて、今日マヤ暦のことを

書こうと思ったのは


前回こちらのブログで

マヤ暦のことを書いたのが


マヤ暦の中のひとつである

ツォルキン暦の『黄色い人』の

13日の間だったのですが


また同じ『黄色い人』の13日間が

巡ってきて、思い出すことや

考えることが出てきたからです。


ツォルキン暦は一年が260日の暦。


地球はほぼ365日で太陽の周りを

一周公転することから


私たちは太陽暦をカレンダーとして

使っています。


地球よりも内側で太陽の周りを公転する

金星の周期が大体260日であることから


ツォルキン暦を金星周期の暦と

捉えることも重要な観点となります。


金星とは英語でヴィーナス。

女神という意味であり


女性性や愛、美しさ、感覚や感性

心や感情など内面的な喜びや豊かさを

象徴する星と言われています。


一番星であり、明けの明星、

宵の明星でもある金星は


地球に住む私たちにとって身近な星。


ツォルキン暦を意識して使っていると

金星から私たちがどのような影響を

受けているのかを感じたり


私たちの内に宿る金星の質を

純化させたりすることもできるように

なるでしょう。


これからの時代を

私たちが生きていく上でも

とても大切なポイントになります。


前回の黄色い人の13日間の間にも

台風による川の氾濫、水害がありました。


9か月程前のことです。


私たちひとりひとりが自分の内面を

穏やかに美しくしていくことが

外界の変化に繋がっていくであろうことに

思いを馳せずにはいられません。


少し話は逸れますが


先日、市立図書館で予約してあった

手塚治虫の漫画『火の鳥・黎明編』を

ようやく受け取って読むことができました。


貸出再開後に受け取った本は

不思議とどれも絶妙なタイミングで

読む機会を与えられているのだと感じます。


漫画の中で火の鳥が住むのはクマソ。


確か熊本と、念のため調べてみると

今、水害が起きている球磨川上流と

あります。


火の鳥は、フェニックス、不死鳥のことで

生も死も超越した存在。


漫画では神話の要素も取り入れながら

人の生死が描かれていきます。


手塚治虫の想像力x創造力は

時代を超えて本質的に大切なことが

伝わってくるから


今も読み継がれているのでしょう。


一方から見れば開拓の歴史も

他方から見れば侵略の歴史であるように


神話を別の角度から見る可能性を

さまざまに教えてもくれています。


古代マヤ文明の歴史を重ねても

人類は似たような歴史を繰り返して

いるんだなぁといった思いにも至ります。


マヤの原住民は日本人と同じように

モンゴル民族に特徴的な歯型を

持っていることから、遥々アジアから

移動してきたと言われています。


日本人の蒙古斑にしても同じ。


人は業の相続体であるという

言葉の意味から


命を受け継いで今を生きている私たちは

いったい何者なのか考えさせられました。


命が与えられている間に

私たちができることをちゃんと見つめて

思いを感じ、そして、手放していくことで


浄化の道を歩んでいくだけなのだと

改めて感じます。


最後にマヤ暦の話に戻りますと


260日周期は5つの期間

(260÷5=各52日

=13日x4)と

分ける見方もあるのですが


黄色い人の13日間は2番目の期間で


最初の52日間の期間で

始めたことや撒いた種を


次に洗練・鍛錬させるために

揺さぶられる厳しい期間とも

言われています。


今日は黄色い人の9日目ですので

あと4日で揺さぶりの期間も終わりです。


5日後の712()からは

3番目に来る変化・変容・大転換の期間が

始まります。


この波に乗りながら変容していきましょう。


不死鳥.jpg






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