コロナ・ウィルスの影響で
免疫力アップが叫ばれていますね。
強いストレスに
さらされる状況にあっても
メンタルも身体も
強いなと感心させられる人に
共通しているのは
眠る力。
どんな状況でも
深く眠れる人は
最強です。
私は今でこそ
メンタルも身体も
それほど弱くはありませんが
まだまだ強いと
言えるほどでもありません。
今日は
そんな私が最近
ぐっすりと深く眠れるだけでなく
あまりにも気持ちよく
目覚められるようになった
眠る前の習慣について
お話します。
一日一日のリセットによる
心身の安定と
健康の感覚を
自分自身の体感として
実感するヒントにして
いただければと思います。
入眠前に行なっているのは
『慈悲の瞑想』
まず自分が幸せであるように
苦しみがなくなるように
そして
気づき(智慧・悟り)を
得られるようにと
言葉で唱えたり
イメージしたります。
次に
自分と繋がりのある人に関しても
同様に
最後に
生きとし生けるものに対しても
同様に行ないます。
もともとは
仏教で伝えられている
瞑想技法のひとつで
心の中で唱える
具体的な日本語の言葉は
検索してみると
色々な訳文や音声もあります。
私が学んだ原始仏教からの言葉は
ここではお伝えできないのですが
「願い事が叶えられますように」
という文章はありません。
執着を生まないためかなぁと
思っています。
ふだんは
起床後に瞑想の時間を
作っているのですが
こんな状況だからと
思い立って
眠る前に
慈悲の言葉を
心の中で唱えて
イメージしてみたところ
眠りの質も
目覚めの質も
格段に違うことに驚きました。
「情けは人のためならず」
という言葉がありますが
慈悲も同じ。
眠っている間に
巡りめぐって
自分に戻ってくるのでは
という気がしています。
睡眠は
日常でとめどなく起こる思考を
中断させて
いったん忘れることに
繋がるため
もっとも手軽に
強力に
心身をリセットしてくれる
行為となるのでしょう。
睡眠中は
意識がどこかに行って
学びを得ているといった説も
ありますが
目覚めた時に
前日とはまったく異なる発想が
浮かんだり
別人として
生まれ変わったような
フレッシュな感覚を
得られたりすることも
実際にあるものです。
まさに深い眠りを
経た後の
気持ちよい目覚めは
真新しい一日に
相応しい始まりと
なるのではないでしょうか。
また睡眠時間が取れない時や
どうしても眠れない時は
ヨガで
屍(しかばね)のポーズとも
呼ばれる
『シャバアーサナ』
を行なうこともお薦めです。
大の字になって寝転がって
眠らず
動かず
考えず
呼吸だけに意識を向け
魂の抜け殻と化した
空っぽの体に
なりきってみるのです。
15分のシャバアーサナは
5時間の睡眠に
匹敵するほどの
心身の回復が得られると
言われています。
自分の外側で
起きている現象は
表層的なもの。
変化し
いずれ過ぎ去っていくものに
揺さぶられることなく
しっかりと
自分の中心に定まって
淡々と乗り越えていきましょう♪