2020年01月31日

飛蚊症と瞑想

ちょっと面白い体験をしました。


ある朝、起きたら、

右目の前に


つけまつ毛のような

フワフワっとした

黒い羽のようなものが

ハッキリと見えるのです。


会社員時代に

透明なミジンコのようなものが

時には黒い点が


目の前に浮遊し

規則正しい運動パターンを

繰り返すのを見て


「これが飛蚊症か!」


と思ったのを思い出しました。


飛蚊症の原因は

ざっくり言えば

眼の中の硝子体の濁りだそうです。


今回は

それにしても真っ黒で

ハッキリとして大きいので


一瞬心配も湧きました。


悪く考えれば

とことん悲観することも

できるにはできます。


このように

まだ起こってもいない


でも、良くも悪くも

どちらにでも転んで

物質化する可能性のある


あやふやな状態を

インドでは

「マーヤ」と呼びます。


この概念を知っておくと

人生で余計に惑わされることが

少なく済むようになると思います。


想像は創造とも言いますが


マーヤという

未確定状態から


自分の思い込みや

想像で


自作自演のドラマを

つくらないためにも


今はマーヤの状態にいるのだと

まずはしっかり認識して


自分を苦しくする想像を

していることに気がついたら


その時点で想像を止めた方が

いいですね。


そうできるようになるほど

事態の深刻化を

避けられるようになるはず。


ある朝とつぜん

私の目の前に現れた

真っ黒なつけまつ毛ちゃん。


見るつもりのない映像が

勝手に上映されている気分でしたが


折角なので

とりあえず観察することにしました。


普段どおりの日常を送りながら。


そう、これも一種の瞑想だなと思って。


さて、

このつけまつ毛ちゃん。


私にとっては発見!と

言いたくなるほどの

面白さを感じたのは、


何と目を閉じても

います!


同じように動いているのです!


なんだか感動して

楽しい気分にさえなりました。


実際に物質としてないものが

見えているわけではないので


当たり前と言えば

当たり前なのかも知れませんが。


「今」に集中するから

見えてくるものもある。


「今」に集中すると

未来を不安視することも

深刻にもなることも

いつの間にか忘れていました。


飛蚊症が

瞬間瞬間を生きることの精度や

集中力を高めてくれることを


教えてくれているようにも

思えます。


まず髪を洗って

タオルドライして

ふと気づいたのは


あの、つけまつ毛ちゃんが

一本の髪の毛ほどに

なっていたこと。


眼と頭部の血流の関係を

感じました。


無常です。

すべては変化していくのですね。


その後ドライヤーで

髪を乾かし

頭皮をブラッシングします。


私は1か所につき

10回x2ラウンドを

習慣にしています。


はい!

髪の毛のような黒い線は

すっかり消えて

無くなっていました。


パチパチパチパチきらきら


狙っていたわけではなく

結果的にそうなりました。


ここで、力んで無くなれ!と

念を込めたり


引き寄せを身につけるぞ、なんて

煩悩や邪念を強化したりすると

我執も強くなりますし


実現しなかった時には

失望や不満を抱えることになりますから


何も期待せず

悲観せず


鼻歌でも歌うくらいの

ニュートラルさで


フツーに日常を過ごすのが

良いかなぁと思います。


ちなみに

ブラッシング習慣を

始めた頃にも

似たことがありました。


右眼の下の瞼が

よーく見ると


ピクピク×ピクピクと

とても小さな痙攣が


1週間以上は

続いていたと思います。


でも、たまたま

ブラッシング開始後2日目に


それが無くなっていることに

気づきました。


頭皮への刺激は

まぶたの神経を

なだめてもくれたようです。


ちゃんと見ていれば

ケアしていれば


身体も心も

最も健やかな方向へと

軌道修正していこうと

するものなのだなぁと感じます。


癒しや回復を妨げているのは

自分なのだなと


最近、瞑想する中で

気づいたことでもあります。


私たちは

自分自身の体験を通して


物事を観察し

確認することができます。


これからAIが発達・普及して

依存度が高まっていく時代の中で


自分自身の判断力と心を磨きつつ

魂として成長していくことが


時代を超えて

人という命を生きていく上で

とてもとても大切になってくると

つくづく感じています。


クラゲ.jpg





アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp
open:       10:00-19:00 月曜定休(祝日は営業)
posted by アーユルシンフォニー at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年01月25日

浸透の深さ=浄化パワー

冬らしい空気の冷え込みを

感じる今日この頃

いかがお過ごしでしょうか。


今日は心身浄化療法である

アーユルヴェーダの

様々なメニューを

ご紹介したいと思います。


どの位の量の

ハーブオイルを


どのような方法で

身体へと浸透させるかによって


浄化の深さやパワーが

異なってきます。


例えるなら

水泳と同じで

いきなり水には

飛び込みません。


徐々に身体を

慣らしていくために

ハーブオイルの

浸透のさせ方にも

様々な種類があるのが

アーユルヴェーダの

心身浄化療法なのですね。


まずは基本の

『アビヤンガ』。


私たちの全身を覆う

一枚の皮である皮膚へと


ハーブオイルを塗布し、

擦り込んでいく

トリートメントです。


頭皮へのアビヤンガは

シロビヤンガと呼ばれます。


シロは頭という意味です。


頭や眼、首や肩の

デトックスになります。


オイルの使用量は


アビヤンガの種類や

身体の大きさにもよりますが、


全身トリートメントで

50-80ccほど使用します。


湯煎で温めたハーブオイルを

数回にわたって

重ね塗りしていきます。


首や胸、お尻や足裏まで

浸み込ませていきますので、


全身トリートメントの時点で

アロマテラピーと比べても

より多くのオイルを

使用することになります。


全身の毛穴からオイルが浸透し、

体内に溜まった毒素の元アーマを

溶かします。


そして、

汗などの排泄物と共に

体外に排出されることで

浄化となるわけですね。


次に

より多くのハーブオイルを

より深く浸透させるのが


ハーブオイル湿布

『ピチュ』。


温かなハーブオイルを

たっぷり浸み込ませた布を


額や膝など

気になる局所に置く

トリートメントです。


額へのピチュ

(シロピチュ)は

頭だけでなく

眼もスッキリさせ


意欲や認知症にも

関係の深い前頭部が

温められて緩みます。


メンタル面を整える

トリートメントとして

髪にオイルがつかず

手軽でお薦めです。


膝やひじや肩など

関節の動きが気になる方には

関節へのピチュも

お薦めです。


次に深い浸透となるのは

ハーブオイルを垂らす

『ダーラ』。


最も代表的なのは

額全体に

温かなハーブオイルを

垂らし続ける


お馴染みシロダーラ。


ふだん忙しく活動し続ける脳を

休息させながら浄化します。


余計な思考や感情を

いったんリセットさせみると


返って物事が

スムーズに運んだり


より自分らしく

生きられたりするものです。


全身のダーラの場合は

熱めのハーブオイルに布を

浸しては搾りかけたり、


容器の細い注ぎ口から

注ぎかけたりします。


別名オイル・バス

(オイルのお風呂)とも

呼ばれています。


当サロンでは

提供していないのですが


それは後述のキリが

全身のダーラ以上に


全身の深い浄化に

役立つからです。


そして、さらに

深い浸透=深い浄化

となるのは


浣腸の意味を持つ

『バスティ』。


最も人気があるのは


小麦粉で練って作った土手を

腰に置き


そこに

温かなハーブオイルを注いで

溜めたままの状態で

浸透させていく


カティ・バスティです。


冷えや腰痛

婦人科系の問題がある方に

特にお薦めです。


他にもお腹や胸など

チャクラと呼ばれる

エネルギーセンターへの

チャクラ・バスティも


エネルギー回路の

浄化に役立ち


全体的な生命力強化を

サポートします。


ちなみに

たまにテレビで見かける

や耳などの感覚器官や

粘膜へのトリートメントは


法律上禁止されておりますので

サロンでは提供できません。


最後に

ハーブの浸透という観点からは

最も強力で深くなるのが


ハーブボールを使う

『キリ』。


ハーブをハーブオイルで炒めて

布で包んだハーブボールを


さらに熱めの

ハーブオイルに浸しては


ポンポンとリズミカルに

たたくように全身へと

塗布していきます。


身体を深部から温め、

毒素の元アーマを溶かし出す

最も深い浄化療法となります。


ただし、こちらは

いきなり最初から受けるよりも


2-3回アビヤンガを受けることで

全身へのハーブオイル浸透や

発汗による汗腺の開きを

良くしてからがお薦めです。



1月もあと1週間。

節分も近づいてきましたね。


本格的な活動開始の春が

来る前の準備として


古代よりインドに伝わる

アーユルヴェーダの

心身浄化療法で


穏やかに

そして清々しく

心身を整えていきましょう。


希望.jpg






アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp
open:       10:00-19:00 月曜定休(祝日は営業)
posted by アーユルシンフォニー at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年01月19日

学び、喜び、成長

1月も気がつけば明日から下旬。

日常が板についてきた頃かも

知れませんね。


新年のご挨拶が遅れましたが、

2020年もどうぞ宜しくお願いいたします。


私は今年も実家で

年末年始を過ごしてきました。


今回は特に

「あんなに小さかった、

あの子もこの子も

自分らしく成長しているなぁ」と


親戚や友人の子たちと話たり

間接的に話を聞いたりして

とても嬉しくなりました。


ちゃんと自分の思いや考えを持って

周囲のことも把握しながら

自分で自分の人生を

自分らしく選択している。


頼もしさすら感じます。


そして、見守っている誰かがいる。


それだけで十分って思います。


あとは自分で経験して

そこから学んで

自分なりの工夫をして


知恵や創造性を

育んでいく。


その喜びを知る。


表現する喜び

貢献する喜びを

知る。


成長する喜びは

すべての人に

与えられています。


「人間は死の直前まで

成長できる」


ヨガの先生から聞いた言葉を

思い出します。


真の成長に

年齢は関係ありませんね。


今年もアーユルシンフォニーは

アーユルヴェーダによる

心身浄化療法を通して

変化・成長していく人を

応援していきたいと思っております。


新芽.jpg 






アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp
posted by アーユルシンフォニー at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記