12月から1月にかけては
忘年会にお正月に新年会と
お付き合いとしての
飲食機会が増え
一年のうちでも
食べ過ぎてしまうことが
最も多くなる時期では
ないでしょうか?
そんな時のためにも
食事の適量の目安を
知っておけば
後々に胃腸の調子が…とか
免疫力が下がって
風邪やインフルにかかった
といった面倒も避けられるかと
思います。
予防は治療に優る
ということで
今日は食事量の目安や
判断の仕方について
お話したいと思います。
アーユルヴェーダでは
1回の食事で
胃袋の2/3の量を
食べるように
と言われています。
胃の大きさって
どれ位でしょう?
手の拳(こぶし)
大体2つ分。
このうちの1/3を固体で
1/3を液体で満たし
残りの1/3はドーシャ
(ヴァータ・ピッタ・カパ)が
働くために空けておくように
と言われています。
…ということで
水をすくう時のように
両手を合わせたお椀大が
適量の目安なのです。
かなり少ないですね。
夏はやや少なめに
冬はやや多めになど
ケースバイケースで
調節していくことでは
ありますが、
ブレ過ぎて
崩れてしまった場合のためにも
基準を知っておくことは
大切です。
一般的には
腹八分目に留めることが
食養生の基本として
知られているわけですが、
自分の感覚として
どう適量を判断したら良いかの
確認事項も挙げてみます。
◎ お腹に圧迫感や張った感じや
重さがない
◎ 心臓につまった感じがない
◎ 立つ、座るといった動作や
呼吸、笑ったり話したりが
気持ちよくできる
◎ 五感、特に舌・目・鼻が
満足している
そうでなくなった時は
ボーダーを超えていることに
なりますので
自分にピンと来る
感覚の目安をいくつか
心に留めておくと
いいですね。
適量であれば
空腹と喉の渇きがおさり
昼食なら夕方には
夕食なら翌朝には
ちゃんと消化されているはずです。
また、普段から食べ過ぎる人や
特にこの時期にも気を付けて
おきたいのが
ダラダラ食いに
ダラダラ飲み。
早食いも消化吸収に
良くない上に
満足感が得られない
食べ方ですが
ダラダラと時間を
かけ過ぎるのも
消化機能の点でも
食べ過ぎの点でも
よろしくないのです。
実質的に食べている時間は
消化機能にとっては
20分
が最適と言われています。
もしダラダラ食いになった場合や
食べ過ぎた場合には
一食抜いたり
空腹になるまで
次の食事をしない等
胃腸を休ませて
あげましょう。
そして、人との楽しい食事は
消化機能を高めると
言われています。
逆に
どんな素晴らしい食事内容でも
怒り、悲しみ、不安、不満
といったネガティブな精神状態は
消化機能を乱し
病気の元になる未消化物アーマを
発生させますので
心を穏やかにしてから
食事をいただくことも大切です。
いつ何を
どれだけ食べるか以外にも
どんな人と
どのように食事を共にするか
自分も一緒に食事をする一員として
どうあろうとするのかにも
注意を払いたいですね。
色んなことがあった2019年も
あと少し。
アーユルシンフォニーの
ブログを読んでくださって
ありがとうございました。
2020年が皆さまにとって
素晴らしい年となりますように。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
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