2019年10月24日

身体を動かそう♪ 〜 運動の目安 〜

前回に書いた

『黄色い人の13日間』も

今日で終わり。


さまざまな物事を通して

意識を立て直す機会になったなと

感慨深いものがあります。


さて、今日は運動について。


身体を動かすことは

好きですか?


最も楽しめる運動は

何でしょうか?


私は運動が嫌いでした。

1ミリも動かずに済むなら

そうしていたかった(笑)


今にして思うと

運動=スポーツ=競技・競争が嫌いで

体力もなかったからだと思います。


でも、今は身体を動かすことは

歓びだなぁと感じます。


なぜなら、体を通して

自分の感覚にアクセスできて

変化を感じるのが楽しいから。


身体は最も身近で分かりやすい

メッセンジャーだとも感じます。


自分に合った運動を通して

気持ちよく体を動かす、


厳密には継続すると


体力がついてきて

その分、身体は軽くなり


その軽快さが心地さを生み

ちょっとした歓びになります。


体力があると

疲れにくくなりますし


持久力や忍耐も備わって

仕事も日常も楽になります。


坂道や階段なども

足がスイスイと

動いてくれる感覚は

面白さすら感じられます。


私も実際には様々なスポーツや

運動もしてきましたが、


一番合っているのは

やっぱりヨガだなぁと思います。


ヨガは心身両面に

働きかけるもので


何歳になっても

無理なく心地よく続けられます。


また体感を育てていくと

痛みなど不調が起こった時に


自分で調節しやすくなり、

問題の悪化も予防できるように

なってきます。


心身症にかかる人の

特徴のひとつに


失体感症が

挙げられていますから


普段しない動きを通して

体感を取り戻すことは


自分の健康を

護ることにもなります。


アーユルヴェーダの観点からは


運動により

消化の火アグニが増えることでも

健康が維持・増進されますし


食べ過ぎや食べ合わせの害も

帳消しにしてくれる

メリットがあります。


単純に良い気分転換にも

なりますね。


そして、運動は適度に

行なうことが肝要ですが、


適量は体力の半分と

言われています。


少し汗ばんできたかな位の量が

ちょうど良い感じです。


ハァハァと

口呼吸になってきたり


口が渇いてきたり


心臓がドキドキしてきたり


額や鼻、わきや手足に

汗をかいてきたりしたら


運動の止め時です。


運動のし過ぎは

疲労や消耗を生み

心臓にも負担がかかりますね。


一気に鍛えようとするよりも

継続する方が

体力増進に役立ちます。


ドーシャ別に見ると

ヴァータやピッタの人は

ゆったり穏やかな運動が

お薦めです。


ヨガや気功、太極拳など

長い呼吸とスローな動きを

連動させるものは


心身をリラックスさせ

充足感も得られるでしょう。


激しい運動や競技は

体力的にも感情的にも

ヴァータやピッタを乱すため

お薦めできません。


特にピッタの人は

夏には水泳、

夏以外はサイクリングも

お薦めです。


カパの人は激しい運動でもよく、

習慣化が必須となります。


あれこれ繊細に考えすぎて悩む傾向も

走ったり動いたりしているうちに

スッキリ解消できるようになります。


悩み時は動き時くらいに

思っておくと良いでしょう。


運動にお薦めの時間帯は朝。


アーユルヴェーダ的には

体質に関係なく

カパの時間帯が良いです。


つまり、

朝6時から10時の間に

10分とか15分の運動を


ウォーキングなら

汗ばむまで30分位


身体を動かす習慣をつけるのが

理想です。


特に冬から春にかけて

ちゃんと運動習慣を

つけていくと


一年を通して良い循環が

起こりやすくなるでしょう。


ですので、運動習慣が

まだ定着していない人は


秋に色々試してみて

冬から春には


自分が楽しんで続けられる運動を

しっかり習慣化して

体力をつけていけば


自分の身体と良好な関係を築けて

望む人生を

切り拓きやすくも

なっていきます。


若いうちは無理しても

気力で何とかなったりしますが、


無理が利かないお年頃になったら

ゆったりと賢く心身両面から

自分を整えていきたいものですね。

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アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー

横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
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2019年10月18日

マヤ暦 〜 『黄色い人』の13日間

週末の台風、

皆さんの地域は

大丈夫でしたでしょうか?


被害を受けた地域や

被災した方々の生活が

一日も早く再建されますよう

心よりお祈り申し上げます。


今日は古代マヤの暦では

『黄色い人』の13日間の7日目

ちょうど折り返し地点です。


良くも悪くも

『人間』であることを

経験する13日間。


台風だけでなく


バレーボールやラグビーの

ワールドカップもありましたし


個人的には

能楽堂での演劇鑑賞


どれも人として生きることを

さまざまに感じ入ることとなった

濃い7日間となっています。


マヤ暦の中で


『人間』という存在は

完璧ではないが


宇宙や高次元の意志に

身をゆだねることで


自らの意識を

具現化していくことができる

ユニークで自由な存在と

認識されています。


自分一人の力では

完璧にはなれないし

なる必要もないのですね。


やることをやって

あとはゆだねる。


表面的に

起こっている事象に

良し悪しはなく


何らかの意識が

具現化されようとしている

プロセスにあることを

まず意識化していくことが


どんな状況が起ころうとも

私たちが人として

生きていくことに

役立つのではないかと

改めて思います。


今、そしてこれから

自分がどんな意識を持つか


これも私たち一人ひとりに

問われています。


この13日間は

私たちの意識を

クリアにするにも

最適ですから


自分自身の意識状態を

見つめ直してみることを

お薦めします。


意識をクリアにするには

まず


人として

不完全であるがゆえに抱える

苦しみ

困難さ

執着

ネガティブな思考

思い込みなどを


認識して浄化する

必要があります。


特にこの期間は

受け入れることや

手放すことが

容易なのも有難いこと。


13日間という期間は

山の麓から登って

また下りていく

登山にも喩えられます。


頂上に辿り着いた7日目は

登ってきた過去と

下りていく未来が

同時に見渡せる地点でも

あります。


最も高い所から

眼下に広がる世界を

俯瞰することができます。


ちなみに

マヤの暦で

今日は『鏡』の日。


『人間』というエネルギーを

潜在的に受けながら


顕在意識では

『鏡』のエネルギーを

受け取りやすい状態です。


宇宙から降り注がれる

『鏡』のエネルギーにより


自分という鏡を通して


世界を

どう映し出しているか


対人関係を

どう捉えているかを


クリアに

認識することができます。


あなたにとって

世界はどんな所でしょうか?


日常で人との関わりは

上手くいっていますか?


自分の心が映し出すものは

手放した方が良いものでしょうか?


具現化したい意識に

つながるようなものでしょうか?


そして、明日からの6日間は

クリアにした思いを胸に

山を下ります。


周囲や世界と

より良く調和しながら

自分らしくあることを

意識すれば


自分の思い描く未来を

より良く実現できるように

なるでしょう。


そして、『黄色い人』の13日間の

最後は『種』の日です。


ちなみに10月24日ですね。


『人』として生きて

どんな『種』を蒔いて

育てていこうとするのか

花を開かせ、実をつけたいのか

クリアに意識できれば


『黄色い人』の13日間で

意識は確実に

進化したことになります。


アーユルシンフォニーでは

アーユルヴェーダの心身浄化療法により

手放しや浄化を


ビーマーライトペンにより

マヤの暦で認識される

20の紋章(人間、鏡、種など)に関わる

エネルギーの活性化を


お手伝いしています。


宇宙の流れに乗って

あなたの素晴らしさが

ますます発揮されますように。


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2019年10月11日

蜂蜜は非加熱で♪

紅葉やイチョウの葉も

少しずつ色づき始めて

いるようですね。


涼しくなるとともに

空気の乾燥も

気になり始めてきました。


風邪をひいた時

喉の乾燥や咳が気になる時

蜂蜜を摂ると良いですね。


ただし、

アーユルヴェーダでは

必ず非加熱蜂蜜を選ぶように

と言われています。


理由は加熱処理された蜂蜜は

消化管を詰まらせて

毒素を生成してしまうから。


一般的に食品の加熱処理は

消毒・殺菌の目的で行われると

捉えられていますが、


蜂蜜の場合は

せっかくの豊富な栄養素や酵素、

蜂蜜パワーが壊れるだけでなく

返って毒を生んでしまうのです。


ちなみに

なぜ蜂蜜を加熱して

しまうのかというと


水分を飛ばすことで

熟成期間を

短縮できるからだそう。。。


ミツバチ一匹が一生かかって

集める蜂蜜の量は

わずかティースプーン1杯ほど。


小さな生き物たちの

貴重な生命活動の産物を

いただくわけですから


まずはちゃんと

選びたいものですね。


そして

摂る際にも

温めないよう

気をつけましょう。


残念ながら

加熱する料理や

温かい飲み物に

入れたりするものでは

ないのです。


冬場など固まってしまった場合は

人肌程度の湯せんで

ゆっくり溶かします


私は最初に小瓶に

分けておくことで

結晶化を防ぐことが

できています。


蜂蜜パワーは

ミツバチが生み出す力の結晶。


ミツバチは

時速24キロで飛ぶそうですし

体長が倍以上もある天敵スズメバチを

一丸となって

自らが発する熱によって

倒してしまう程のパワーの持ち主だとか。


蜂蜜以外の

ミツバチ由来の食品である

プロポリスや

ロイヤルゼリーが

パワフルなのも納得です。


一般的に砂糖や果物といった甘味は

体を冷やす作用があるわけですが、


蜂蜜は例外。


体を温めます。


ドーシャの観点からは

カパ(水+土)を減らします。


アーユルヴェーダでは

蜂蜜は


『脂肪を削ぎ落す』


と捉えられており


肥満症の人には

1杯に非加熱蜂蜜を

大さじ2杯入れて

毎日飲むことが

薦められています。


強い甘味でも

気長に毎日続けられるのなら

蜂蜜を3−4杯にしてもOK


こだわり派の人は

カパ軽減に役立つ

銅製マグカップに

水を入れて

一晩おいたものに

蜂蜜を入れて飲むと

さらに良いようです。


その他、蜂蜜には

血液浄化作用もあり、

目や鼻にも良いと

言われています。


注意事項としては

・蜂蜜摂取後に

 熱い飲み物を飲まないこと

・穀物酒やギーと

 一緒に摂らないこと


前後してしまいましたが、

最後に咳が気になる時の

蜂蜜の取り方を

ご紹介しておきます。


◎ 咳が気になる時


非加熱蜂蜜とターメリックを

1対1の割合で混ぜ合わせておきます。

(例:蜂蜜大さじ3杯、

 ターメリック大さじ3杯)

3時間ごとにティースプーン1杯を

摂ります。


帰宅したら

塩入りのお湯で

うがいしましょう。


喉が痛い時には

カップ1杯のお湯に塩ひとつまみ

ターメリックをティースプーン1/4

混ぜたものでうがいします。


ターメリックは

スーパーで売っているような

小瓶入りのものでも


ネットショッピングで

インド食材店から割安に

購入しても良いでしょう。


余ったら、炊飯時のお米に

少量入れれば

簡単にターメリックライスが

できます。


そばの花とミツバチ.jpg



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