今日はアーユルヴェーダの
古典医学書に書かれている
『幸福な人生を送っている人』
について4つめの観点を
ご紹介します。
4つめは
『知識・学問・感覚器官の対象と
力をもって生活する人』
です。
あなたにとって
何を知ること、
どんな知識を得ることが
あなたの知的好奇心を
くすぐるでしょうか?
どんな学びが
歓びをもたらすでしょうか?
どんなものを目にし、
どんな音を耳にし、
どんな香りを嗅ぎ、
どんなものを口にし
どんなものに触れると
感覚や心が
満たされるでしょうか?
幸福な人生には
自分の知性や感性に合った
好きなことや得意なことが
対象として存在します。
それを趣味や遊びとして
仕事として
あるいは何気ない日常の中で
楽しんだり
活かしたりするわけですが、
そのためには
自分なりのセンスや能力が
力として必要になります。
日々の生活の中で
自分自身を満たすことに
時間を費やせるのは
幸せな人生ですね。
当然のことながら
その人を幸せにする物事は
人それぞれ。
何にワクワクするのか
何が心を満たすのかは
当人の心に聞いてみないと
分からないことです。
現代社会では
「自分が何をしたいか分からない」
という人も多いですが
まずは単純に自分にとっての
好き嫌いが
最もわかりやすい物差しに
なるでしょう。
近ごろの語彙としては
『ワクワク』ですね。
幼少期、10代の頃、20代…と
成長しながら
興味や関心といった
ワクワク領域も
変化していったことでしょう。
小さい頃に何気なく
触れていたものが
成長してから
強く関心を引くものに
なることもあります。
楽しかった、
面白かった、
心地良かったなど
潜在意識として
残る印象。
環境の影響は
大きいですね。
また関心の向きが
他の人や社会に対して
働きかけたい
外向的タイプなのか
自分の気持ちなど
内面で味わうことを
より重視する
内向的タイプかに
着目することでも
自分の幸せをより良く
理解できるでしょう。
表面的には同じ物事を
興味の対象にしていても
根本の価値観は
全く異なる場合もありますし、
表面的な興味の対象は
全く異なっても
実は同じことを探求している場合も
あります。
自分のアンテナに
何が純粋に反応するかを
知ること自体も
生きる歓びを増すでしょうし
それを表現することで
仲間や応援してくれる人が
できれば
幸福度も増します。
呼吸するように
興味・関心があることを
吸収したり
表現したりしながら
幸せな人生を
自分らしく
クリエイトして
いけたらいいですね。
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