2019年08月29日

幸福な人生C

今日はアーユルヴェーダの
古典医学書に書かれている

『幸福な人生を送っている人』
について4つめの観点を
ご紹介します。

4つめは

『知識・学問・感覚器官の対象と
 力をもって生活する人』

です。

あなたにとって
何を知ること、
どんな知識を得ることが
あなたの知的好奇心を
くすぐるでしょうか?

どんな学びが
歓びをもたらすでしょうか?

どんなものを目にし、
どんな音を耳にし、
どんな香りを嗅ぎ、
どんなものを口にし
どんなものに触れると

感覚や心が
満たされるでしょうか?

幸福な人生には

自分の知性や感性に合った
好きなことや得意なことが
対象として存在します。

それを趣味や遊びとして
仕事として
あるいは何気ない日常の中で

楽しんだり
活かしたりするわけですが、

そのためには
自分なりのセンスや能力が
力として必要になります。

日々の生活の中で
自分自身を満たすことに
時間を費やせるのは
幸せな人生ですね。

当然のことながら
その人を幸せにする物事は
人それぞれ。

何にワクワクするのか
何が心を満たすのかは
当人の心に聞いてみないと
分からないことです。

現代社会では
「自分が何をしたいか分からない」
という人も多いですが

まずは単純に自分にとっての
好き嫌いが
最もわかりやすい物差しに
なるでしょう。

近ごろの語彙としては
『ワクワク』ですね。

幼少期、10代の頃、20代…と
成長しながら
興味や関心といった
ワクワク領域も
変化していったことでしょう。

小さい頃に何気なく
触れていたものが
成長してから
強く関心を引くものに
なることもあります。

楽しかった、
面白かった、
心地良かったなど
潜在意識として
残る印象。

環境の影響は
大きいですね。

また関心の向きが

他の人や社会に対して
働きかけたい
外向的タイプなのか

自分の気持ちなど
内面で味わうことを
より重視する
内向的タイプかに
着目することでも

自分の幸せをより良く
理解できるでしょう。

表面的には同じ物事を
興味の対象にしていても

根本の価値観は
全く異なる場合もありますし、

表面的な興味の対象は
全く異なっても
実は同じことを探求している場合も
あります。

自分のアンテナに
何が純粋に反応するかを
知ること自体も
生きる歓びを増すでしょうし

それを表現することで
仲間や応援してくれる人が
できれば
幸福度も増します。

呼吸するように
興味・関心があることを
吸収したり
表現したりしながら
幸せな人生を
自分らしく
クリエイトして
いけたらいいですね。

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アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp
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2019年08月21日

夏のお疲れ内臓ケア

お盆休みも終わりましたが、
日中はまだまだ暑いですね。

それでも昨晩は
今夏初の鈴虫の声を耳にして
秋の気配を感じました。

少し気が早いと
思われるかも知れませんが、

秋に向けて
リセットしておきたいのが
夏の内臓の疲れ。

以前にも書きましたが、
夏は一年のうちで
消化力が最も弱まる季節です。

お休みも多い分
飲食の機会も増えて
ついつい飲みすぎ食べすぎに
なりがちですが、

胃腸の調子はいかがでしょうか?

腹部のハリや重さ、
消化不良、弱っている感じなど
消化器系の不調を感じてはいませんか?

自分でできる応急処置として

合谷(ごうこく)と呼ばれるツボを
押すことをお薦めします。

手の親指と人差し指の骨が交わる
水かきエリアのポイントを

反対側の親指と人差し指で挟んで
ギューギュー押します。

万能ツボですので、何かあったら
ともかく押してみて損はありません。

私は旅行中に
グネグネの急な坂道を上るバスで
車酔いしそうになった時

合谷を押して救われました。

胃腸だけでなく内臓の疲れは
気力やエネルギー全般にも
影響します。

ご存知の方もいると思いますが、

特定の臓器は
特定の感情エネルギーと
結び付きやすいと
言われています。

例えば、怒りは
肝臓に溜まりやすく

逆に肝臓が弱っていると
腹が立ちやすいとか

腎臓には古い恐れが
膀胱には最近の恐れが
胃には心配やフラストレーションが
肺には悲しみが溜まりやすい, etc.

これは中医学での認識となりますが、

アーユルヴェーダでも
臓器と感情のつながりを把握した上で
感情エネルギーを
過剰になったドーシャとして
排出することで
心身の健康度をアップさせていきます。

アーユルシンフォニーの
メニューの中では

マルマと呼ばれる
エネルギーエリアの活性化を含む
伝統的スタイルの全身浄化

トラディッショナル・アビヤンガが

お薦めです。

またタイ古式トリートメントでは
足90分コースが
洋服を着たままで気軽に受けられて
お薦めです。

足裏には
全身の部位や臓器に対応する反射区があり、

足裏の特定の部位を刺激していくことで
結果的に内臓も元気になり

足だけの刺激なのに
全身が軽くなり、
全体の調子が整います。

私自身が今年の夏休みに
愛知で西洋式リフレを受けて
内臓が力強くなったと感じたので
夏の終わりに足トリートメントを
お薦めしたくなりました。

オプションとして
アーユルヴェーダ、
タイ古式トリートメントの
どちらにでも加えることを
お薦めしたいのが

色と光の鍼とも呼ばれる
ビーマーライトペン。

経絡から足りないエネルギーを
チャージしたり

過剰なエネルギーを
ディスチャージするなど

内臓だけでなく
心身そして魂のエネルギーを
活性化していきます。

夏は体ケアが
特に大切な季節です。

忙しい時期が落ち着いたら
穏やかで静かな時間を過ごしに
アーユルシンフォニーまで
ぜひ足をお運びください。

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アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー
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2019年08月15日

お盆、先祖、祈り

お盆ですね。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ご先祖のお墓参りをするほか
迎え火や送り火を炊いたりするなど
地方によって
さまざまな風習があるようですね。

私が生まれ育った土地には
お盆のための特別な風習は
ありませんでしたが、

家庭では小さい頃に
父が病気がちだったこともあり、
日常の中で祈ることが
習慣づけられていました。

神棚と仏壇の両方がある
ごく一般的な家庭でしたが、

毎晩、寝る前には

「神さま、仏さま、ご先祖さま、
今日も一日ありがとうございました。
明日もどうぞよろしくお願いします」

と心の中でつぶやいてから
眠りに就いたものです。

大人になると、
いつの間にか
毎晩の習慣ではなくなり
頻度も減っていきました。

それでもさまざまなことを
経験しながら、

身近に亡くなる人が
増えるに連れ、

亡くなってからの方が
身近に感じる人もいることを
知るようにもなりました。

「自分は守られている」と
目に見えない「加護」を
自然に感じるようになり、

毎日の祈る習慣も
復活していきました。

感謝や祈りは
心の安定や安心、
目に見えないものに対する信頼が
自然に育っていく
行為だと思います。

さて、あなたにとって
亡くなったご家族、祖父母さま、
ご先祖さまは
どのような存在でしょうか。

こうした人たちを
実際にとても身近に
そして個人的に
サポートしてくれている存在と
感じている人は

話を聞いてみると
意外に多いです。

人類の歴史をさかのぼれば
氷河期や飢饉、戦争、病から
個人的な苦難・災難まで

私たちが想像し尽くせない
過酷な時代や状況を
生き抜いたご先祖さまたち。

何世代にもわたって
紡がれた命を見守る存在。

私たちが
ご先祖の生きた時代や状況について
理解を深め、思いを馳せて
意識を繋げていくことは

私たちの根っこに
繋がっていくこと。

それは、光の側面として
私たちに力強さや安心感
安定を与え、
私たちを支えてくれます。

グラウンディング感覚
(=地に足がついた
実質的・物質的安定感)を
養ってくれる一部にもなります。

しかし、重さや息苦しさを
感じる部分があっても
不思議ではありません。

魂が生き抜いてきた
闇の側面があったことは
否定できない事実なのですから。

光と闇に関して
インドの聖人が言った
印象的な言葉があります。

『そこに闇があるのではない
光がないだけだ』

ご先祖が生きた闇は過去であり
今を生きる私たちは
そこに光をもたらすことが
できる存在です。

特にこの週末にかけては
集合無意識的に抱えてきたものが

個人の感情として
浮上しやすくなるようですので、

内面に起こる変化を
注意して見てきたいものです。

そして、本来、自分のものではない
浮上してきた何かを
「手放したい」
「癒したい」
「変化させたい」時には

アーユルヴェーダの浄化療法で
心身そして魂をスッキリさせることを
選択肢としてご検討ください。

それでは台風の影響がある地域の方は
安全に過ごされますように。
素敵な週末をお過ごしください。

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※ お盆も平常どおり営業しております。
posted by アーユルシンフォニー at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記