2019年03月07日

季節の対策〜春はカパ・前編〜

月に入り、冬の寒さや乾燥も和らいで

温かい日も多くなってきました。


春の明るさや陽気を感じて

気持ちが軽やかになってくる一方、

春特有の症状も出やすくなっています。


冷えやむくみ

体や頭の重さ

花粉症はありませんか。


アーユルヴェーダでは、

体質や性質を把握するために

エネルギーを3種類に分けて捉える

「ドーシャ」という概念があります。


人や自然界のドーシャの状態を把握して

バランスを調節することで

不調を改善したり

病気を予防したりするのです。


3種類のエネルギーは

「ヴァータ」

「ピッタ」

「カパ」

と呼ばれます。


物事を大きく3つに分けると

シンプルに比較したり

捉えやすくなったりしますよね。


たとえば、サイズの大・中・小

時間帯の朝・昼・晩

年齢層では子供・大人・老人とか

輪廻のサイクルは創造・維持・破壊とか。


すべての色は3原色からできていますし

3原色から無限に色を生み出せるわけです。


ドーシャを3原色に例えるなら、

ヴァータが青

ピッタは赤

カパは黄色といったところでしょうか。


そして、この3ドーシャを生み出す

材料となっているのが

「5元素」と呼ばれる構成要素です。


古代インドでは

この世に存在する全てのものは

5つの元素に分けられると認識していました。


つまり、私たち人間という生命体も

五元素でできているということです。


これら5つの元素の「質」を知ることで、

エネルギーであるドーシャを理解し


過剰になったエネルギーを減らしたり

逆のエネルギーを増やしたりして

心身の健康状態を調整してきたわけです。


5元素は重いものから順に

「地」「水」「火」「風」「空」。


(「ち」「すい」「か」「ふう」「くう」

と読みます。)


青いヴァータのエネルギーの材料は

「空」と「風」。


ヴァタヴァタと(ダジャレです)

風のようなヴァータは

「動きのエネルギー」として働きます。


「風(気体)」や「空(空間)」には、

「冷たい」「軽い」「速い」「乾いた」

といった特徴があります。


ヴァータが過剰に増えて調子が崩れた時には

「風」や「空」の質である冷たさを温めたり

軽く速くなっている動きを

ゆっくり休ませて落ち着かせたり

乾燥を潤したりするわけです。


赤いピッタは

「火(熱)」と「水(液体)」で

できています。


ピッと火がついて

気持ちや言動まで燃えやすいピッタは

「熱のエネルギー」を司ります。



特徴は、「熱い」「速い」「鋭い」

「なめらか」など。


過剰なピッタは冷やしたり、

のんびりゆっくり休んだりすることで

緩和させます。


黄色いカパは

「水(液体)」と「地(固体)」から

できています。


色はあくまでもたとえです。

黄色い陽だまりをイメージ…。


動物のカバのように

のんびりどっしりとした

エネルギーを蓄えたカパは


「結合のエネルギー」が旺盛で


「冷たい」「重い」「遅い」

「しっとり」「軟らか」「安定」

といった特徴があります。


カパが増えすぎたら、

温めたり、

動きを増やしたり、

マンネリ化したパターンを

変えたりします。


私たちは誰しも5元素を全て持ち、

3つのドーシャも全て持ち合わせています。


ただ人によって比率が異なりますので、

タイプが分かれてくるのです。


どれが多いと良いとか

少ないと悪いというものではありません。


(後半へ続く)



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アーユルヴェーダ・サロン アーユルシンフォニー

横浜市青葉区藤が丘1-31-12 トゥルース205
tel & fax:  045-972-6785
email:      ayur_symphony@yahoo.co.jp
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2019年03月01日

浄化後の反応と変化

今日は、サロンで

アーユルヴェーダの浄化療法を

受けた後にどんな反応が出るか、


継続していくと

どんな風に変化が起っていくのかを

お話したいと思います。


これまでにもお話したように、

ハーブオイルを肌から擦り込んで、


汗・尿・便・涙・鼻水などの

排せつ物とともに

心身の毒素を流し出して、

ひとつのサイクルが完了します。


施術後にしっかり汗をかけると、

体だけでなく気持ちまで

かなりスッキリ軽やかになりますが、


体にハーブオイルが浸透するため、

重だるく感じたり

ボーッとして眠くなったりする方も

いらっしゃいます。


特に敏感な方の場合は、

1回の施術でも、

当日や翌日にはっきりと反応が出る方も

いらっしゃいます。


いろんなことを思い出して

涙が止まらないくらい泣けてきたとか、


大したことでもないのに

無性に腹が立ったとか。


身体面でも

普段から頭痛持ちの方ですと、

頭痛が出ることもあったり・・・。


これまでに押さえ込んだり

溜め込んだりしてきた

エネルギーの解放が

起こっている過程ですので、

心配しなくて大丈夫です。


出てきてくれたことへの感謝と、

ここまで頑張ってきた自分への

ねぎらい気持ちで、


嵐が過ぎ去るのを静かに見送るように

自分自身を客観的に見ることを

お薦めしています。


その後は

返って以前よりスッキリしたという声も

多いですし、


この過程を経験することが、

ちょっとした物事には動じない

冷静な自分自身をつくっていくことにも

つながっていきます。


ストレスが溜まりすぎている時、

心がつくる体の病気=心身症の症状や

不調が出やすくなっている時、


私自身も大いに「心当たり有り!」

だったのですが、


ちょっとしたことへの心や体の反応を

まるで起こっていないかのように

無意識に無視し続けた蓄積の結果が

過剰反応の原因を生んでいたりするのです。


アーユルヴェーダの浄化療法は、

目に見えて手で触れられる体に直接

働きかけていきますので、

理屈抜きで自分自身を体感できるようになり、

意識的に悪循環を起こすクセを解除していく

きっかけにもなるでしょう。


アーユルヴェーダの浄化療法は、

インドで行われているように

一定期間に集中して毎日受けるのが

理想的ですが、


その場合は1年位かけて

人生が丸ごと変わる位の劇的な変化が

起きる人も珍しくありません。


私自身は南インドで約1ヶ月のあいだ、

毎日インドタオルを頭にターバンのように

巻かれて、


クリニックと自分の宿を往復しながら、

アーユルヴェーダの浄化療法を受けていました。


私の場合は劇的な変化というよりも

時間のゆとりを持ったこともあり、

当たり前のように方向転換していく自分を

信頼して受け入れながら、

ゆっくりと時間をかけて

サロン開業までの準備をしていった感じです。


特に西洋諸国や日本のサロンでは、

月1−2回のペースで継続して

アーユルヴェーダの浄化療法を受ける

スタイルが普及しているわけですが、


この場合も心身ともに着実に変化しながら、

納得して自分の望んでいる方向へと

人生の舵をきっていける点がメリットです。


浄化療法を受けるだけでなく、

これまでの人生や日常での自分自身を

言葉にしながら振り返ることの意味も

大きいと思われます。


ここで覚えておきたいのは、

こうした長期的な変化は

一直線ではないということ。


ゆっくり波を打つように、

ある時ははっきりと良い方向へと

変化したのを感じられたり、

ある時には後退や停滞を感じたり、


まるで自分自身が試されるかのような

不本意な出来事が起きたりもして

ため息をつきたくなることも

あるかも知れません。


一喜一憂しないのも、

この波を上手に乗り切るコツと言えます。


うねうねと蛇のように曲線を描きながらも

全体としては着実に

上昇していくような変化が

自然療法の変化のパターンです。


「変わらなくては!」と

意気込む必要はありません。


「何か自分らしくない生き方を

している気がする」

「子供の頃はもっと自由で

のびのびとしていたのに」という方にも、


本来の純粋で生き生きとした

自分自身を顕にしていく

アーユルヴェーダの浄化療法はお薦めです。


気づいた時には

「あれ?○○が気にならない」とか

「そう言えば、楽に○○できるようになっている」

といった自然な変化に気づいていくようです。


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イルカのように人生を楽しむ。遊び心って大事〜♫





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